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2011年9月3日土曜日

無敵艦隊ザッケローニ~嵐の北朝鮮戦2・吉田Vヘッドで勝利

タイトルが長くなってしまいましたが、まさに嵐の北朝鮮戦、
サムライブルー@ザックジャパンは後半アディッショナルタイムに
MF清武からのクロスに頭で合わせたDF吉田のヘディングシュートが
決まり、北朝鮮に1-0で勝利しました。
ザッケローニ監督は日本代表監督就任後、1年が経過、12戦無敗記録
を更新中です。まさに無敵艦隊ザッケローニ!

昨日の試合、皆さんもご覧になったと思いますが、台風の影響で、
激しい雨と強い風、水を吸い込んだピッチコンディションの中、
引いて守る北朝鮮を相手に大変難しい試合となりました。

日本のボールポゼッションは66%、シュート数も20本と北朝鮮を圧倒して
いながら、なかなかゴールを奪うことが出来ず、スコアレスドローの
展開に。後半に清武、ハーフナー・マイクを投入、攻撃のオプションが
増えると、90分+4分に吉田の劇的なヘディングシュートが決まり、
そのままタイムアップ。日本が苦しみながらも、W杯3次予選の初戦を勝利し、
貴重な勝点3を獲得しました。

公式記録では、日本のシュート20本に対し、北朝鮮は5本でした。
更に詳しく見てみると、日本は前半のシュート数が5本、コーナーキックは4本、
後半のシュート数は15本、コーナーキックは10本と、後半に攻撃の厚みを増し、
吉田のVヘッドに繋がったのは明らかですね。

セルジオ氏がツイッターで呟いていましたが、キリンカップの韓国戦での勝利が
影響してか、日本側に綺麗に決めようという意識が強く、細かく繋ぐパスに頼る
シーンが多かったと、そこを潰されていると指摘していました。確かにその通り
かもしれません。韓国戦での大勝が、北朝鮮にも圧倒して勝つという、選手たちの
イメージにはあったと思いますね。
※試合後、チームキャプテンの長谷部は緊急ミーティングを実施、上記の点を
指摘したようです。

本田の代わりにトップ下に入った柏木も決して悪くはなかったと思いますが、
久しぶりの先発、雨に濡れたピッチで思うようにプレー出来なかったのか、
ゴール前に落ちたボールを蹴るも、シュートは枠に飛ばず、なかなか決定機を
決められないシーンが続き、前半が終了しました。セットプレーではいいキックを
蹴っていただけに、柏木も悔しいでしょうが、次の試合では修正してくれるでしょう。

後半から出場した清武はサイドで起点を作り、ゴール前にいいボールを上げていました。
また自らゴール前でシュートを打ち、それが相手DFに当たり、コーナーに逃れましたが、
枠には飛んでいましたから、これが決まっていれば楽な展開だったと思いますね。
同じく後半から投入されたハーフナー・マイクもゴール前でターゲットになり、ダイレクト
で放ったシュートもバーを弾くなど、ゴールシーンが近づいていたのは明らかです。

ザッケローニ監督も、繋ぐサッカーが封じられた時の攻撃オプションとして、
高さのあるハーフナー・マイクを使ったようです。これが功を奏しましたね。
結果、吉田のゴールが生まれたのも、長身のハーフナーが前線にいたこともあり、
相手DFのマークがずれたことが大きいと思います。ゴールを決めた吉田も
「フリーすぎたのでゴールマウスのどこに相手がいるのかまで見えていた」とコメント
しています。「フリーすぎた」って、凄いですよね。

グラウンダーの攻撃が得意な日本ですが、高さを活かした攻撃もどんどん加えていって
欲しいですね。早速、中村憲の代役として、鹿島の増田が選出されました。
是非、頑張ってもらいたいですね。

※今回もMr.BIGの予想フォーメーション、スタメンは的中!でした。嬉しいですね。

次回は6日のアウェイ、ウズベキスタン戦です。是非2連勝して帰ってきてもらいたいと
思います。頑張れ!ザックジャパン!

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