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2012年8月11日土曜日

男子日本代表、韓国に敗れ4位。メダル届かず。

男子サッカー日本代表チームは3位決定戦で韓国に2-0で敗戦。
韓国は男子サッカー史上初の銅メダルを獲得。日本は4位となり、
ロンドンオリンピックで44年振りのメダル獲得は叶いませんでした。
※NHKアナが「44年振りのベスト4」と評していましたが。。

これが44年という歴史の重さ、先人たちがチャレンジしても届かなかった現実
でしょうか。メダル獲得のチャンスが2回あったにも関わらず、試合内容は完敗。
特に今回の3位決定戦だけは絶対に負けるわけにはいかない、日韓戦での敗戦
は、悔しさを通り越し、悲嘆を感じるものとなりました。

決勝でアメリカに敗れた「なでしこ」と余りにも差がある。日本の攻撃は永井頼みで、
選出したメンバーを最大限活かす戦術がない。 疲労はピークだったとはいえ、
数的有利を活かせず、DFが簡単にパク・チュヨンに振り切られ、シュートを抜かれる
ようでは、世界では勝てない。2点目も相手GKからロングパス1本で失点。
関塚氏は先発する選手を代える、決断が出来なかったと。過密日程での連戦では、
コンディションを見極める監督の采配が本当に大きいと思いましたね。
チームにアクセントをつけられない、フレッシュな選手を使ったのも、消化試合的な
意味合いのあった予選3試合目だけ。結果、メンバーの固定化、疲弊に繋がり、
相手チームにも研究されることになった、のではないかと。

韓国は男子サッカー史上、初めてのメダル獲得。
兵役免除、1億円とも言われる報奨金獲得で、選手のモチベーションも違ったかも
しれません。それでも実力通りの結果になったと言わざるを得ません。
ロンドン世代は2008年、2010年のU-19準々決勝でいずれも韓国に負けている。
そして今回の敗戦。韓国チームは日本チームより強かった。これが現実なのです。

この悔しさをどこにぶつければいいのか。試合後、吉田麻也はA代表で晴らしたい!
と語っていました。A代表チームで戦える選手はそうすべきだし、すべての選手は
所属するチームで最大限のプレーで示していくしかないでしょう。

それでも金メダルを目指し、ロンドンオリンピックで44年振りのベスト4へ進んだ日本。
4年後、48年振りのメダル獲得に向けた戦いは既に始まっています。

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